運動療法について

私は、痛みやしびれなどの症状を継続的に改善させるには運動療法は必ず必要だと考えています。

何故かというと、まず科学的根拠が1番あるからです。それは運動療法に関わる人が多くおり研究報告の数に違いがあることも大きく関係します。

次に運動療法はセルフケアできるという点です。施術を受けるのは、時間的、経済的に限られるものです。より早くより良くなるにはセルフケアが必要なものだと考えています。

では運動療法とは何をすればよいのかということですが、ウォーキングやジョギング、自転車などの有酸素運動、筋力トレーニングやストレッチなどが含まれる体操です。

「運動した方がいいのは分かっているけど...」と思うのは当然だと思います。時間的に、気持ち的になかなか1歩がでないし、続かないというのが普通だと思います。

ただ、科学的に見ても根拠のあるものであることになっていますし、私の経験上でも運動療法を続けている方は継続した症状改善が得られやすいです。

どれくらいの日数、どれぐらいの時間、どれくらいの回数など気にせずに、できる時に、できるだけ、続けられる程度に行って行く、まずは運動習慣を作っていくことが大切だと思っています。

私が考える適度な運動とは、ちょっと辛いな、もしくは気持ちいいなと思うぐらいのものです。

慢性的な症状の原因の多くは、同じ動作などの運動のし過ぎ、運動不足の蓄積だと考えており、簡単で効果的な運動療法などのセルフケアのアドバイスを要望に応じて行っていきたいと思っています。

2019年10月22日